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私の日々のログ

ニッサン モータースポーツ体制 考察 下

こんばんは~

ニッサンの今期の考察シリーズ、今回でラストです。

 

 

考察その三「本山選手の去就」

今回の発表で、地味ながらも個人的に注目したトピックが、

全日本F3選手権に参戦する高星選手のエグゼクティブアドバイザーに、

本山選手を任命したというものです。

 

本山哲さんは、GTを見始めるきっかけであり、

クルマ好きでしかなかった自分がレース好きになった契機になったドライバー。

いわば憧れの人です。

 

過去のブログで少し触れましたが、

これは、引退が近い本山選手に引退後は監督をしてもらうべく、

それに役立つ経験をさせようという魂胆がニッサンあるということでしょう。

本山選手の引退ーそれは千代選手次第でしょう。

今の本山選手の立ち位置は「千代選手の教育係」です。

ですから、千代選手が一人前になったとニスモの上層部が判断したら

本山選手のシートが無くなるのではないでしょうか。

GT500で一人前のドライバーとはどういったものなのでしょうか。

書いている自分にもよくわかりませんが(滝汗)

300のさばき方とかセッティングの仕方とかの要素なのでしょうね...

まぁ本山選手にもトップパフォーマンス発揮できる時間は少ないはずですから、

この1,2年のうちに”その時”は来るのでしょう...

 

では本山選手の引退後はどうなるのでしょうか。

人気のあるドライバーなので、

アンバサダー等の監督業以外のことが想像できないですね。

(自分の願望も大いにありますが)

ではどこの監督なのか。

 

仮説一 TEAM IMPULの監督

本山選手は星野一義監督の弟子です。

星野監督は(記憶が正しければ、いつぞやのレーオン)にて

「本山にはチームの監督をさせてもいい」といった類のことを言っていましたし、

カルソニックカンセイのコラム「星野塾 第二章」において

(引用)

そろそろ自分を休ませてあげてもいいかな、自分の時間も欲しいしね。

(引用ここまで)

といった気になる発言もありました。

選手ほどスポットが当たりませんが、監督ももちろん引退します。

この発言が出たのは昨年のもてぎrdの直前。

トラブルや不運に泣いたシーズンだったので、気が滅入り、

こういった発言が飛び出した可能性は十分あります。

しかし、一線を退くことを考えるのは不自然でないこともまた事実。

星野監督が監督業を引退し、

本山選手が引退と同時にインパルの監督に就任というストーリーは

それなりにリアリティがあると思うのです。

 

仮説二 SKT Team Motoyamaの選手or監督

昨シーズン、いきなり「Super Taikyu 3クラス」にスポット参戦した本山選手。

詳しいことはまだ発表されていませんが、今年はフル参戦のようです。

レクサスの脇阪寿一監督のように、

GT引退後もS耐には選手として参戦するということは十分考えられます。

GT500に比べると、S耐での肉体的負荷は軽いようなので。

また、いきなりGTの監督はなかなか難しいかもしれません。

なんせ国内最高峰のカテゴリーなので。

ですので、S耐で一定の経験を積んだ後、

GTの監督に就任するということも考えられます。

「SKT Team Motoyama」と自分の名前を冠したチームですし。

今回のS耐フル参戦はこういった狙いがあるものではないでしょうか。

 

 

「本山選手の引退後」に関してはこの辺りにしておきましょう。

本山選手の抜けた穴は誰が埋めるのでしょうか。

通常なら高星選手でしょうし、もしそうでなければ、

ルーカス・オルドネスやアレックス・バンコム

といったGTアカデミーのメンバー、

柳田真孝や藤井誠暢といったニッサンとのつながりがあるドライバー、

さらにはSFのつながりで関口雄飛

といった各方面の選手にその”椅子”が回ってくるでしょうね。

 

 

というわけで、三回にわたって記した考察は以上です。

「考察」などと銘打っておきながら、あまり大したものではありませんが、

その点はご了承くださいませ。

 

付き合っていただきありがとうございました。